2012年01月30日

本年もどうぞよろしくお願いいたします


列島を寒波とウイルスの猛威が吹き荒れています。


えこし会一同、

昨年末の「えこし通信」10+8号発刊につづき

心をあらたに「江古田で遊ぶ」総集編の編集発行作業にとりくんでいます。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2011年10月08日

長澤延子・中沢清展●本日より開催

本日より、
群馬県立土屋文明記念文学館にて、
「夭折の詩人 長澤延子・中沢清展−17歳と22歳で逝った若者からのメッセージ」
が開催されます。

企画展開催中、
長澤延子朗読会のイベントにえこし会が、
長澤延子講演会のイベントに中村文昭先生が講師として出演いたします。

長澤延子の故郷群馬での、おそらく初めての長澤延子展となる本展……。
群馬県は短詩型の文学者が多く輩出されており、山村暮鳥や萩原朔太郎、大手拓次等の故郷でもあります。
土屋文明記念文学館は、高崎駅からバスで30分程度です。
ぜひ、足をお運びください。

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以下、文学館ホームページより
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第74回企画展「夭折の詩人 長澤延子・中沢清展−17歳と22歳で逝った若者からのメッセージ」

【1】期  間 平成23年10月8日(土)〜12月4日(日)
  ※休館日:毎週火曜日

【2】開館時間 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

【3】観 覧 料 一般400円(320円)/大学・高校生200円(160円)
  中学生以下、身体障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
  10月28日(金)は群馬県民の日のため観覧無料
  ※( )内は20名以上の団体割引料金

【4】後援 朝日新聞前橋総局、読売新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、上毛新聞社、NHK前橋放送局、群馬テレビ、エフエム群馬

【5】展示内容
 優れた才能を持ちながら夭折したがゆえに、生前は世に出ることのなかった詩人たちの中から、本展では長澤延子(ながさわのぶこ)と中沢清(なかざわきよし)という群馬県出身の二人の詩人を取り上げます。
長澤延子は、1932(昭和7)年桐生市に生まれました。1944(昭和19)年、桐生高等女学校に入学、1949(昭和24)年3月に同校を卒業しました。在学中に経験した敗戦によって価値観が激しく混乱した時代の中で、純粋に生きる意味を見つけようとした彼女は、真剣に社会と向き合おうとし、自分の内面の葛藤を多数の詩や手記、手紙という形で遺しました。しかし1949(昭和24)年6月1日に自ら命を絶ちました。
 中沢清も、長澤延子と同じ1932(昭和7)年に前橋市で生まれました。桐生工業学校航空機科を経て、群馬大学に入学。大学では精力的に詩と絵画の作品を発表し、3年生の時には県美術展で最高賞を受賞しています。しかし、1954(昭和29)年、大学を卒業してわずか3ヶ月後の6月4日、病気の為に逝去しました。病床には、入院中に書いた詩やデッサンが多数残されていました。
 本展では、没後約60年を経ても私たちの心を揺さぶる二人の作品を紹介します。

【6】会期中のイベント
●申し込み方法
 1〜4については事前に電話、または、当館受付カウンターにてお申し込み下さい。(参加費無料)

群馬県立土屋文明記念文学館
電話027−373−7721

1.講演会
 「友よ 胸になお痛みの火は〜中沢清の詩にふれて〜」
  10月23日(日)14:00〜15:30
  講師:久保田穣氏(詩人)
  定員:150名(要申込)

2.朗読会
  「見者の詩人 長澤延子〜時を越える詩の響き〜」
   10月29日(土)14:00〜15:30
   朗読:江古田詩人会(えこし会)

 3.コンサート
  「福島泰樹 短歌絶叫コンサート ランルの旗〜長澤延子〜」
   11月13日(日)14:00〜16:00
   出演:福島泰樹氏(歌人)他 ピアノ:永畑雅人氏
   定員:100名(要申込)

 4.講演会
  「長澤延子の詩の魅力」
   11月27日(日)14:00〜15:30
   講師:中村文昭氏(江古田詩人会代表・日本大学教授)
   定員:150名(要申込)

 5.ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
   10月8日(土)、11月5日(土)、11月26日(土)
   各13:30〜14:00
   ※申込不要・要観覧料

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土屋文明記念文学館ホームページ
http://www.bungaku.pref.gunma.jp/index.html
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2011年09月26日

江古田の言ノ葉●冉

先日、
史さん花さん博くんと
江古田の街を歩きながら
商店街の方々や地元の方々から “江古田の言ノ葉” をたくさんいただきました。

ご協力いただきました江古田のみなさま
ほんとうにありがとうございます!

10月9日の「江古田で遊ぶ」のワークショップでは
その“江古田の言ノ葉”たちをたよりに詩を創ります。

色とりどりの“江古田の言ノ葉”たちが
みなさんとの出会いを待っています。


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えこし会企画 Ekoda Sijin Kai
「江古田で遊ぶ」―詩の朗読とワークショップ

第一部 「風の中の女性詩人たち、魂響く」を朗読
    ―左川ちか・吉原幸子・中右史子・与謝野晶子・吉行理恵・山本陽子・
     金子みすゞ・永瀬清子・新藤凉子・林芙美子・長澤延子の作品より―
第二部「江古田で遊ぶ 〜江古田がくれた言ノ葉たちを紡いで」
    朗読とワークショップ
 
日時:2011年10月9日(日)
開場14:30 開演15:00(17時終了)
会場:Poem & Gallery Cafe 中庭ノ空
   http://nakaniwanosora.web.fc2.com/

出演:中村文昭・クリハラ冉・中右史子・林花子・小山博史 (えこし会一同)

人数:30名限定 料金:1500円(1ドリンク付)
         ※えこし会賛助会員は100円引
チケットのご予約・お問い合わせ:
えこし会 ekosikai*mail.goo.ne.jp   *は@です。
    ※メールにてご連絡ください。人数に限りがありますので、
    前売りのご予約をお願いいたします。
主催:えこし会 Ekoda Shijin Kai

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中庭ノ空さんのホームページにも載せていただきました!
http://nakaniwanosora.web.fc2.com/event00.html#20111009
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みなさまぜひ、江古田であそびましょう!
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2011年09月21日

大きな楓の樹の下で●冉

博くんが夏合宿のことをたくさんの写真で綴ってくれました。

今回宿泊したのは国民宿舎でしたが、
向こうに山並みがみえて、目の前にはひろい芝生がひろがっていて、
子供たちがかけまわりながら
ホタルブクロのしげみでかくれんぼしたり、
やまぼうしの根元でだるまさんころんだしたり……

わたしたちも、裸足になって
大きな楓の樹の下でねころびました。

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雨あがりの芝生の匂い
葉ずれの音、風……。

PICT2128.jpg

さわやかでした。
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2011年09月20日

えこし会2011夏合宿 博

ご報告が大変遅れましたが、先月8/26〜28にかけてえこし会夏合宿を行いました。
何枚かの写真とともに合宿の様子をご紹介したく思います。

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えこし通信10+8号に掲載するための長澤延子特集座談会より。
前夜から雨が降り続いていた箱根では、東京とは全く違う静寂が流れていました…。


文02.jpg
最初に、明治から現代に至るまでの、詩と詩人たちの変遷を説明しながら、
現代詩における長澤延子の位置づけについて、文先生が話をして下さいました…。


冉02.jpg 史01.jpg 花01.jpg
戦後の詩人たちが確立しようとした「主体性」とは何だったのか。
そして、長澤延子のそれについて、自分自身の問題を交えながら
ひとりひとり、想うところを語りました…。



…それぞれの声に乗るようにして、鈴虫や烏の鳴き声が遠くから響いていました。



長澤延子.jpg
唯心論や唯物論の問題なども交え、4時間近くにわたって続いた座談会。

最後に、長澤延子の遺言とも言える作品「寄港日誌」を読んで終わりを迎えます。


   出帆だ、
   のこされたわずかな生命はこの叫びだけに向ってもえる
   出帆だ。
   この意欲に満ちた肌シャツを私は人に知らさず
   黙々と何度か洗い流したか。
   出パンだ。
   帆を張り錨をあげ
   もう二度と寄港はするまい
   最初の港、そしてこれが最後の港。
   白い船腹が青い海に美しすぎる。
   疲れた魂は海に抱かれて目を閉じる
   出パンだ。
   もう二度、寄港日誌は開かれない港へ。
   白い帆。
   帆にはらむ潮風。

   (長澤延子「寄港日誌」一部抜粋/『江古田文学68号』(2008年発行)より)


座談会は、10月発刊予定の『えこし通信10+8号』に掲載予定です。
是非お手に取って頂きたく思います。


その夜、疲労をかみしめながら、ささやかな打ち上げ。


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8/1が花さんの誕生日だったので、遅ればせながらお祝いをしました。
花束は私のチョイスでしたが、
冉さん・史さんから揃って「こういう花を選んだんだー、驚いたー」との感想。
以前、史さんの誕生日でも同じことを言われました。
どう捉えるべきでしょうか…。

来月10月は冉さんの誕生月ですが、「2度あることは3度」になるのか。
自らに乞うご期待。


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史さんからの「ルージュの伝言」


歯ブラシ.jpg
…と歯ブラシのプレゼント♪

「え?」と一瞬戸惑う花さん。
でもにっこり。


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冉さんの手作りケーキ。私がお土産でお渡しした
八宝柑のジャムを使って作って下さいました。
悶絶級です。3個ほど頂きました。頂いてしまいました。
花さん、すみません…。美味しかっただけなんです。

ロウソクは、史さんが用意してくれました。
文先生の誕生日の時にも活躍してくれた、名脇役です。


個人的な話ですが、この夜、色々あって、実は皆の前で泣いてしまいました。
(と言っても、決してかっこいい話ではありません)
人前で泣いたのは何年ぶりだったか…。
忘れられない日になってしまいました。



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翌日は、箱根芦ノ湖海賊船からロープウェーに乗って早雲山へ。
出発前のバスを待つひととき。


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冉さん、花さんが近くの植物の実を集めてきました。
左の小さな赤い実はヤブデマリ、
中央の大きな実がサンショウバラ(ハコネバラとも呼ぶそうです)、
その脇の粒々の実がヤマボウシだよと教えて頂きました。
(知らんかった…)


P8280343.jpg
その向こうでカメラマンになっている史さん。
彼女は、子供たち相手の仕事をされているからなのか、
動きがとても素早く、なかなか想う通りにフレームに収まってくれない方です。
故に貴重な一枚。


P8280345.jpg
後ろに回ってみました。
なかなか良い構図の一枚が撮れました!




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箱根海賊船。
実はもう乗り込んだ後の一枚。写っているのは同じ型の兄弟船です。


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ボートに乗って楽しむ方たちも。
海賊船に乗った人たちと、お互いに手を振り合っています。
見知らぬ者同士のこういう光景は、当たり前のようでとても不思議な気がします。
民族の本能というか、営々と続いてきた日本人の歴史のようなものを感じました。


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遠くを見つめている文先生。
あるいは、長澤延子の『寄港日誌』を想い浮かべているのかもしれません。

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船の上で、偶然仲良くなったカメラ好きの男の子が、
あなたを撮る!といった気迫で私からカメラをもぎとって冉さんに迫った一枚。
冉さん、満面の笑顔で応えています。


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その後、甲板の上で、船の跡に想いを馳せている(と勝手に思うことにします…)冉さん。
「ナルメ君を乗せてあげたかったなぁ」とつぶやいていました。


熱海での合宿で、チさん一家と遊んだ海を思い出しました…。

チさんたちが天津に旅立ったあの日から、
すでに一年が経っています。

チさん、テッさん、ナルメ君。
お元気でおられることを心よりお祈りしています。


それでは…。

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2011年09月17日

「江古田文学」77号 林芙美子特集刊行-1-

ekobun77.jpg


中村文昭先生が編集長をつとめる「江古田文学」77号
特集・林芙美子 没後60年 が刊行いたしました。

表紙の林芙美子の肖像画は中村文昭先生によるもの。
芙美子18歳、尾道にて
東京へと旅立つ前に撮影された芙美子の写真をもとにしています。
一冊の本を手に、遠い未来をまっすぐに見つめる芙美子の表情が印象的です。

林芙美子特集には、鯉渕史子とクリハラ冉が論考を掲載。

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特集・林芙美子 没後60年 目次
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■全国林芙美子展カタログ2011

■林芙美子の現在

  中丸 美繪  巴里へ行く
  可能 涼介  林芙美子と山田詠美
  下原 敏彦  架空街頭インタビュー「星の流れに」石川達三の涙
  荒井 隆志  山々よ(創作)
  鯉渕 史子  林芙美子の詩の魅力―〈私〉の魅力と〈母〉という光源
  曳尾 庵璞  吟詠『放浪記』
  猫  蔵   放浪記 見えるもの見えないもの
  山崎行太郎  林芙美子の『放浪記』を、ハイデガー哲学で読み解く
  藤野 智士  魚食系女子だった林芙美子
  川崎 悠嗣  冬への門出―林芙美子『牡蠣』と工業化の波
  村上 玄一  「晩菊」にみる林芙美子の男らしさ
  小柳 安夫  映画「浮雲」が名作の理由―成瀬巳喜男の入浴シーン演出
  小澤 由佳  『浮雲』における音楽の装置的役割 〜ピアノの場合〜 
  稗田 希美  ゆき子と富岡の人物像についての覚書き
  クリハラ冉  林芙美子の文学と母 
  大和田 守  桐野夏夫の小説、『ナニカアル』を読む!
  平岡 敏夫  新たな林芙美子像の出現―桐野夏生『ナニカアル』を読んで―

■学生が読む『浮雲』 〜富岡と私、ゆき子と私〜
 加藤亮二/小芝崇訓/望月美沙/明賀志秋/名取和輝/佐藤麗菜/
 近澤友紀子/一瀬りさ/八木拓磨/高橋由衣/武田寿正

■『浮雲』 ―伊香保篇―
  原作・林芙美子 漫画・大串萌

■林芙美子研究の今、そしてこれから
 山下 聖美  ―今川英子氏、清水英子氏、望月雅彦氏、山本秀麿氏、
         四人の研究者へのインタビュー

■清水  正   林芙美子の文学―『浮雲』の世界をめぐって― 連載5 
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「江古田文学」77号 林芙美子特集刊行-2-

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「江古田文学」77号

■「中村文昭の詩空間」は……

 チョルモン  「無題」
 田村 一行  「肖像画から自画像へ7」
 小山 博史  「薄暮」
 橋本 詩音  「一 私の街が……」「二 耳がない口がない」
 井上 美帆  「ねがう」「迎える」
 中右 史子  「一、泥の舟」「二、土間・かまど」「三、母屋」


■「豹の目」は……

 クリハラ冉  「追悼 舞姫わりさや憂羅」


■中村文昭編集長 あとがき

3.11東日本大震災から四ヶ月が過ぎた。この11という数字は何か曰わく言い難い象
徴として日本人の心に刻みこまれた。大地震、未曾有の大津波、そして怖ろしい原発
事故。これらは何をつきつけているのか。たれもまだ言葉を正確にあてがうことがで
きない。幕末から明治維新における大きな自己変革、そして今も暗い影を落としてい
るあの敗戦の無惨さと新しい出発を期した戦後史。3.11はやはり第三の自己変革と
新しいビジョンを模索する出発点だと感じる。日本の近代の努力と情熱が一瞬に瓦解
した政・官・財の不甲斐ない動揺ぶり、正しいだけのメディアの発言などには眼を覆
う。その中で世界の人々を感嘆させた日本人の中にある〈一心性の力〉が陽炎のよう
に立ち上がってきたことは大切にしたいと想う。文学の無力さをあらためて思い知っ
た。しかしこの無力さこそ文学の力が奮い立つ出発点だと感じている。(中村)

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●「江古田文学」77号(第31巻 第1号)
 日本大学芸術学部江古田文学会
 平成23年8月25日発行
 定価980円+税
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「江古田文学」77号「豹の目●追悼 舞姫わりさや憂羅」


■「江古田文学」77号 ■「豹の目」■

■クリハラ冉 「追悼 舞姫わりさや憂羅」より■


 一人で泣くのは簡単だけど、 
 一人で笑うのは難しい。

 私が幼い頃、オノ・ヨーコがTVのCMで言っていた言葉だ。舞踊家わりさや憂羅
さんが、踊りの中でみせるあの笑顔を思うたび、私はこの言葉を思い出す。

 二〇一一年二月二十五日、日本に春一番の風が吹き荒れたその夜、わりさや憂羅さ
んは逝去された。

 二〇〇〇年一月十八日、憂羅さんは日芸文芸学科の特別講座講師として来校された。
自由を歌うジプシーの唄をみんなで歌ったり、フラメンコの基本的なサパテアードを
教室中でタカタカ打ったりして楽しかった。お話も面白く、屈託のないお茶目で明る
い表情が魅力的な女性だった。

 そのすぐ後、憂羅さんは「踊りとわたし」という文章を「江古田文学」43号(二〇
〇〇年三月)に寄せている。自身の生立ちや踊りとの出会いが語られたその文章を読
んでおどろいた。憂羅さんが、小さな頃から死への暗い願いを抱いて育ち、二十代は
深いコンプレックスに悩み迷いながら過ごしたことが明かされていたからだ。………

【続きは画像をクリックしてお読みください】


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2011年09月16日

江古田で遊ぶ●チラシ完成

10月9日(日曜日)に開催の
えこし会企画「江古田で遊ぶ」のチラシが完成しました!


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このチラシは博くんによるデザイン。

やわらかな色合いが、人の肌のあたたかみのようで
透明なシャボン玉が、あわいせつない夢のようで…。

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えこし会企画 Ekoda Sijin Kai
「江古田で遊ぶ」―詩の朗読とワークショップ

第一部 「風の中の女性詩人たち、魂響く」を朗読
    ―左川ちか・吉原幸子・中右史子・与謝野晶子・吉行理恵・山本陽子・
     金子みすゞ・永瀬清子・新藤凉子・林芙美子・長澤延子の作品より―
第二部「江古田で遊ぶ 〜江古田がくれた言ノ葉たちを紡いで」
    朗読とワークショップ
 
日時:2011年10月9日(日)
開場14:30 開演15:00(17時終了)
会場:Poem & Gallery Cafe 中庭ノ空
   http://nakaniwanosora.web.fc2.com/

出演:中村文昭・クリハラ冉・中右史子・林花子・小山博史 (えこし会一同)

人数:30名限定 料金:1500円(1ドリンク付)
         ※えこし会賛助会員は100円引
チケットのご予約・お問い合わせ:
えこし会 ekosikai*mail.goo.ne.jp   *は@です。
    ※メールにてご連絡ください。人数に限りがありますので、
    前売りのご予約をお願いいたします。
主催:えこし会 Ekoda Shijin Kai

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中庭ノ空さんのホームページにも載せていただきました!
http://nakaniwanosora.web.fc2.com/event00.html#20111009
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みなさまぜひ、江古田であそびましょう!
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2011年09月12日

次号「えこし通信」長澤延子特集

昨日はえこし会勉強会でした。

10月初旬刊行予定の「えこし通信」に掲載する座談会の第二稿へむけて、
内容を深めるべく語り合いました。

次号の特集は、長澤延子。
1932年に群馬県桐生に生まれ、
1949年に亡くなったわずか17歳3ヶ月の生涯、夭折の詩人です。
その言葉は、今も輝きを失うことはありません。

10月8日より、
群馬県立土屋文明記念文学館にて、長澤延子展がおこなわれます。
企画展開催中には
えこし会による長澤延子の朗読会と
中村先生による長澤延子の講演会とが行われる予定です。

また詳細が決まりましたらブログにてお知らせいたします。

以下、土屋文明記念文学館ホームページより
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◆ 第74回企画展「夭折の詩人たち(仮称)」
  期 間 : 平成23年10月8日(土)〜12月4日(日)
  詩と絵の才能を期待されながら22歳で病死した中沢清(1932-1954)と戦後の混乱期を懸命に生きながらわずか17歳で自ら命を絶った長澤延子(1932-1949)を中心として、若くして亡くなった県内の詩人たちを取り上げ、その青春の軌跡をたどります。短い生涯の中に凝縮された思いや、その成果としての詩作や芸術を、時代背景や風土とともに紹介します。
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土屋文明記念文学館ホームページ
http://www.bungaku.pref.gunma.jp/index.html
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2011年09月09日

えこし会企画●「江古田であそぶ」のご案内

えこし会企画●「江古田であそぶ」のご案内

来月、江古田の Poem & Gallery Cafe 中庭ノ空 にて
えこし会企画「江古田で遊ぶ」を開催いたします!

今週末には、チラシが完成する予定。
今回のチラシは博くんがデザインしてくれました。
素敵なチラシです。
完成しだいブログにアップいたします。

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えこし会企画 Ekoda Sijin Kai
「江古田で遊ぶ」―詩の朗読とワークショップ

第一部 「風の中の女性詩人たち、魂響く」を朗読
    ―左川ちか・吉原幸子・中右史子・与謝野晶子・吉行理恵・山本陽子・
     金子みすゞ・永瀬清子・新藤凉子・林芙美子・長澤延子の作品より―
第二部「江古田で遊ぶ 〜江古田がくれた言ノ葉たちを紡いで」朗読とワークショッ

 
日時:2011年10月9日(日)
開場14:30 開演15:00(17時終了)
会場:Poem & Gallery Cafe 中庭ノ空
   http://nakaniwanosora.web.fc2.com/

出演:中村文昭・クリハラ冉・中右史子・林花子・小山博史 (えこし会一同)

人数:30名限定 料金:1500円(1ドリンク付)
         ※えこし会賛助会員は100円引
チケットのご予約・お問い合わせ:
えこし会 ekosikai*mail.goo.ne.jp   *は@です。
    ※メールにてご連絡ください。人数に限りがありますので、
    前売りのご予約をお願いいたします。
主催:えこし会 Ekoda Shijin Kai

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中庭ノ空さんのホームページにも載せていただきました!
http://nakaniwanosora.web.fc2.com/event00.html#20111009
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また詳細情報は順次ブログにアップいたします。

みなさまぜひ、江古田であそびましょう!
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2011年09月07日

グリよりエール!

今秋の「えこし通信」10+8号刊行にむけて、えこし会のみんなは
先日の夏合宿にておこなった座談会のテープおこしの真最中です。
(夏合宿のもようはまた後日アップします!)

疲れたときは
写真のなかのグリを見つめて、かたまった心をほぐします。


だいじょうぶ? 

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だいじょうぶだよ

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雲のようにやわらかな……


週末のえこし会ではグリをまじえて座談会二稿にとりくみます!

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2011年09月06日

第15回東京ポエケットに参加します

9月18日に開催の
第15回 東京ポエケットにえこし会が出展いたします。
「えこし通信」バックナンバーの配布や
えこし文庫、えこし詩集の展示・販売もいたします。

今年は例年の盛夏中の開催と異なり、
9月の開催となりましたが
爽やかな秋風にさそわれながら
ぜひ足をお運びいただければと思います。

江戸東京博物館のテラスから眺める青空もまた格別です。

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第15回 TOKYO ポエケット IN 江戸博
日時:2011年9月18日(日)
午前10時半から午後5時くらいまで
料金:入場無料
場所:江戸東京博物館1階学習室1,2
ゲスト:渡辺玄英氏ほか
主催:TOKYO ポエケットを推進する会
お問い合わせ:hkawa123@hotmail.co.jp(川江)
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2011年09月05日

現代詩手帖特集版「大野一雄――詩魂、空に舞う。」刊行●冉

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現代詩手帖 特集版「大野一雄――詩魂、空に舞う。」が思潮社より刊行されました。

2010年9月に刊行の総力特集に増補されたこの特集版には、

中村先生の「追悼 大野一雄―イノチの源泉に触れたい一心」のほか、

1992年「現代詩手帖」に掲載された鼎談
大野一雄+大野慶人+中村文昭「舞踏という表現方法」も再録されています。


この鼎談のときのこんなエピソードを中村先生から聞いたことがあります。

…この鼎談は、上星川の大野一雄さんの自宅で行われたもので、
傍らには、大野一雄さんの奥様のチエさんも同席されていたそうです。

夜更けまで話はつづき、ふとチエさんを気遣かった慶人さんが
「おかあさん、もう休んでください」と声をかけると、
チエさんは
「いいえ、私はあなたがたのお話をききたいのです。私はこの人とずっと一緒にいますが、この人のことを一度としてわかったためしがない。だから私はあなたがたのお話を聞きたいのです」
と答えられたという……。


横浜のテアトルフォンテで行われた大野一雄舞踏公演の終了後、
興奮さめやらぬ観客のラブコールに幾重にも囲まれながらサインに応える大野一雄さんを、
ホール扉の影からとおくみつめているチエさんのひとりの後ろ姿が忘れられません…。
そっと握手をもとめると、私の手にやさしく触れたその掌のやわらかさ……

大野チエさんは、1997年に永眠されました。



ジャンルを超えた多くの人人によって語られる追悼と大野一雄の生涯の全貌。
永久保存版です。

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現代詩手帖 特集版「大野一雄――詩魂、空に舞う。」
2011年7月 思潮社刊
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2011年09月04日

「江古田文学」76号

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中村文昭先生が編集長をつとめる
「江古田文学」76号が刊行しました。

●特集は「信じること、生きること」
 そして
 「追悼 大野一雄−103歳の生涯と芸術−」です。


●表紙絵は中村先生画「断食芸人と犬(プラハ)1997.9」

…プラハの街路で出会った断食芸人と
 その傍らに静かによりそう犬とを
 深い色あいのパステルで描いた絵です。

●「追悼 大野一雄−103歳の生涯と芸術−」では、
 大野慶人先生が、2010年11月に日芸でおこなった特別講座の収録と
 中村先生による「追悼詩 オマージュ大野一雄」のほか、
 小笠原隆夫「永遠なる母座の星のもとで−アリガトウ、ゴメンナサイ−」
 大窪徳行「大野一雄の舞踏」をみて感じたこと、考えたこと
      −パフォーマンスの記号論−」
 そして、日芸生たち12名によるみずみずしい論考集
 「コトバとカラダ−舞踏の喜びについて−」が掲載されています。

●「中村文昭の文学空間」は
 中右史子「ねむる土−ふたり」
 田村一行「肖像画から自画像へ 6」
 小山博史「浅い夢」

●「豹の目」は
 クリハラ冉「『待望の左川ちか全詩集 新版』−共有の生命もつ「私」の詩」

●中村文昭編集長「あとがき」

中近東諸国で起きている民衆革命のエネルギーはfacebookの力だという。「クレイジー
な人たちがいる。反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。彼らをクレイジーという人もい
るが、私たちは天才だと思う。自分が世界を変えられると、本気で信じる人たちこそ
が、本当に世界を変えているのだから。」(S.ジョブスのApple社の広告より)私は
私なりに歴史を動かす原動力はその時代の若者の人間的な情熱と人間的なメディアだ
と考えてきた。21世紀に入り0と1の記号によるインターネットというメディアが確実
に世界を動かしている。問題と危惧を感じるのはそのダークサイド(人の顔ナシ、い
じめ、入試不正事件等々)だ。かつて人間的な情熱、人間的なメディアとの一体感が
歴史を動かしてきたのなら、ネットの〈人間的な〉世界は肉感的な実感と似て非な力
をもち賢治の描いた「貝の火」のホモイようにメディアそのものが人間を暴走させ、
人間を自滅させていくような気がしている。(中村)


ぜひ、お手にとってご覧ください!


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●「江古田文学」76号(第30巻 第3号)
 日本大学芸術学部江古田文学会
 平成23年3月31日発行
 定価980円+税
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